未だに心に残っていることを書き留める
個人的に過去一番面白かったTV番組『松紳』。
未だにYouTubeで見たりするがその中でも印象に残っているのは「愛の方程式」だ。
「愛の方程式」とは彼が彼女をどれだけ愛しているかが正確にわかる方程式。
その方程式は次の通り。
愛=好き-エッチ
聴いた当時は衝撃だったと同時にテレビで言ってほしくないなぁとさえ思った。
それくらい、これ以上の方程式は無いのである。
以下、記憶を元に喋っていた内容を抜粋。(間違っていたらすいません。)
島田紳助(以下島田)「彼女は聞くねん、どれくらい愛してるかって。そんなんわかるかいな」
島田「この気持ちは愛なんか、エッチしたいから好きなんか男はわからへんねん。」
(以下中略)
島田「男が彼女の事を本当に好きかどうか分かるのはエッチした後だけ。女の人はエッチした後気持ちがなだらかに下がっていくんですけど、男は射精した瞬間バンッ!って確定申告出来るくらい一気に気持ちが下がんねん。」
いや、まさにそうなんですよね。
男目線ですが、これ以上にどれくらい愛しているかについて見事に表現した人はいないです。
芸能界を引退してしまった島田紳助さんですが、本当に戻ってきてほしい。
そして軽快なトークをまた聞かせていただきたいと本気で思います。
あっ、これただの愚痴ね。
「世の中に絶対は無い」とするならば、今ある常識は多数決で決められた事柄に過ぎない。
自分の本心が多数派側のものばかりであればどんなにこの世界は住みやすいだろう。
逆に自分の本心が少数派側のものばかりだとしたらこれほど息苦しい世の中はない。
大勢と異なる者はいじめを受け、少数派は肩身の狭さばかりでなく痛みも伴う。
こんな世の中に誰がしたんだよまったく。
かっこつけて書こうとしてるけど、世の中にはほぼ間違いなくこれが正解ですって事がたくさんある。まさに法律で決まっている位のレベルで。
僕は団体行動が苦手です。一人のほうがとても落ち着く重度のコミュ障。
もちろんみんなといて楽しいこともたくさんあるけど、僕38年の統計データでは圧倒的に1人の方が精神衛生上良い事が多い。
疑問なんですけどね。
なんでほとんどの職場って「みんなで頑張ろう!」「力を合わせてやろう!」みたいな感じなんでしょう。団体行動がひどく苦手な人はどうやって生きていけばいいんだろ。
勘違いしないでほしいのは「みんなで頑張ることは間違いだ!」ということではありません。むしろそっちが正解なんでしょきっと。僕もそう心から思えたらどんなに素敵だったかわかりません。
ただ、残念ながら僕はそこに関して真逆の思想を持って生まれてきてしまいました。
一人でやる仕事ってのは社会的にどうして評価されないのか疑問なのです。
結局フリーランスになって働くとかでしか道はないわけじゃないですか。
本当にリスキー。
僕は子供の頃から唯一、人より空気は読める子だったので、早くみんなで頑張ろう思想にならないといけないと心に嘘をつき「みんなでがんばろう」と言い続けてきました。
言い続けていればきっと変われると信じて。
だけど38年経っても変わることが出来ませんでした。
そりゃそうだ、自分の宿命レベルで宿っている思想なんだもの。変えれるわけがない。
もっと個人の働きがみんなで頑張ろう!思想と同等に扱われないもんかね。
本当に息苦しいよ全くもう。
あなたはどっち派 キャンペーンみたいに国家レベルでやってみてくれないかな。
きっと僕と同じ思いの人はたくさんいると思うんだよね。
あっ、でも仮にそういうキャンペーンを大々的にやったとしてもみんな世間体を気にしてみんなで頑張ろう思想派ですって言いそうだな。俺も言っちゃいそう。
あー、ダメじゃんそしたらさ。
もっと子供の時から空気なんて読まず自分らしく孤高の戦士みたいな生き方にすればよかった。他に迎合しながら自分を変えようなんて土台無理な話だった。ほんと来世に期待だわ。
今世はパッとせず終わってしまいそうです。今から本心丸出しで生きるリスク取って生きていけません。本心に嘘をつき続け、空気を読み、個をなくしていくことで痛みをできるだけ伴わない生活をしていきます。
来世もニンゲンだったら周りからどう思われようとも自分の思想に忠実に生きれますように。その方が辛いことも多いけどきっと楽しいと思うから。
それで、あなたはどっち派ですか?
勝手に予測して書いてみる
休みの都合で7月14日のみでしたが岩見沢で行われたJOIN ALIVE(ジョインアライブ)に初めて参戦してきました。
実際にライブを観れたのは尾崎裕哉・ゲスの極み乙女。・夜の本気ダンス・ジェニーハイ・トータス松本・ALEXANDROS・MAN WITH A MISSIONの計7組。
JOIN ALIVEに参加しようと思ったのはジェニーハイが見てみたかったという理由だった。ジェニーハイは演奏も素晴らしく・そして面白く大満足の内容であったが、一番感動したのはトータス松本だった。
トータス松本のステージはメインステージではなく、はっきり行って小屋レベルの小さな舞台。トータス松本の名義でクレジットされていたので、一人でアコギでも鳴らしながらのライブかと想像していたのだが、実際出てきたのはトータス松本・ジョンBチョッパー・サンコンJrの3人ウルフルズで登場し、いきなり「ええねん」のイントロが流れる。当然盛り上がらないハズはなく小屋レベルとは思えない終始熱狂と興奮とサプライズが入り混じった極上のステージだった。
*ウルフルズでの参戦は思いつきでマウントアライブの偉いさんに言ってみたら本当に実現したらしい。 トータス松本談。
僕はウルフルケイスケが現在ウルフルズとしての活動を休止していることを恥ずかしながら知らなかった。ウルフルズのオフィシャルサイトでは「ソロ活動に専念したい」との事。ネットではトータス松本との不仲だ確執だと好き勝手に書かれているが、個人的には不仲・確執が理由ではないと思っている。
*ここからは僕の勝手な妄想の世界です。異論は認めない。
何故ソロ活動に専念したいと思ったのか?
それは「ゴールまでの距離が違ったから」ではないかと思う。
うまく例えられないけれど、ウルフルケイスケはミュージシャンとしてのある程度のゴールを42.195km先に置いて走っていたと思う。当然その距離を走り切るだけでも凄いことだ。
しかし、トータス松本は100km先にゴールを置いていたのではないだろうか。しかもウルフルケイスケと同じかそれ以上のスピードで走っている気がする。
エンターテイメント力・コミュニケーション力、何よりお客さんに楽しんで帰ってほしいというおもてなし力がハンパない。全ての力がオーラとなって纏っているのがわかる。きっと天性のモノというのもあるとは思うが、苦難にぶつかり打ちひしがれ、どうしようもなくなっても勉強をし打開策を考え実行に移し困難を乗り越え続けてきた努力の賜物のように思えて仕方がない。僕も何人か人間力の高い人と話をさせてもらったり一緒に仕事をしたが、皆共通している部分はその1点に尽きる。
ただそういう人の唯一の弱点は一緒についてきてくれる人が少ないということだ。
同じ想いのなか「一緒に頑張っていこうぜ!!」とスタートしたものの、時間の経過とともに段々と脱落者が出てくる。
「かなり本気でやってきたつもりだけどそこまで本気にはなれない。」が「音楽性の違い」という本人以外真相がわからない理由にすり替わっていくのではないか。あくまでカンだが。
2014年頃だったと思うがウルフルズが活動を再開した時に、情熱大陸でウルフルズに密着していた様子が放映されたのをみたが、そこでサンコンJrがトータス松本に叱責されているシーンがあった。技術的なことよりも精神面的な部分での揉め事だったと記憶しているが、今のウルフルケイスケの脱退が決まった時もそんなやり取りがあったのではないかと想像してしまう。
これはウルフルケイスケがトータス松本を心から嫌いだから起こる事ではないし、逆にトータス松本がウルフルケイスケの事を心から嫌いだから起こる現象ではない。
何年も一緒に活動してきたのだ、一緒に演奏しているのは楽しいんだ絶対。
ただ、「ビジネス」が関わってくると窮屈に感じてしまう様になっただけなのだ。
今後のウルフルズはどうなっていくのだろうか。また4人で活動再開してくれるのだろうか。それが一番うれしいけど、やってる本人達からしたらそんなに簡単なことではないだろうし。人は一人で生きられないけど、みんなで一緒に生きていくのも窮屈なものなのだ。
しかし、JOIN ALIVEで演奏されたトータス松本のソロ楽曲『明星』が凄く良かった。また生で観たいものだ。今度は4人で。
好きなことを仕事に
YouTubeで僕らの時代を見た。
前後編合わせて1時間の内容だったが非常に面白くあっという間だった。
大学生のころウイニングイレブンが流行って友達と授業サボってずっとやってた。
それを機にサッカーに興味を持つことが出来て、当時の世界各国の代表メンバーはほとんど言えたと思う。
オーウェン・ダーヴィッツ・シェフチェンコ・ロイキーン・ラパイッチ・ヴェロン・ロベカル・レコバ・ラウル…、思い出せばキリがない。
類にもれず、当時の日本代表も大好きだった。
小野伸二・稲本潤一・中村俊輔・松田直樹。みんなサイコーだった。
中でも一番好きだったのが中田英寿。
キラーパスともワガママなパスとも呼ばれた良くも悪くも世間から注目されたプレイスタイル、まず倒されないフィジカルの強さ。ヒデのプレー1つ1つに僕は熱くなったものだ。
そのヒデとあのキングカズといじめカッコ悪いの前園真聖。
僕にとって面白いの塊でしかない大好物の内容だった。
YouTubeの凄い所は、「あなたへのおすすめ」でくくられた関連動画の精度の高さだ。
一度僕らの時代を見ただけで今まで見たことがない中田英寿の関連動画がズラッと並ぶ。
カズだって前園だってたくさん動画あるがはずなのに、何処かで私の趣味嗜好を読み取り中田英寿好きを見抜いている。YouTube恐ろしい。
当時日本代表の監督だったザッケローニ監督とヒデのオールイタリア語での対談も面白かったし、モウリーニョとの対談も面白かった。
中でもASローマ時代に一緒にプレイしたバティストゥータとの対談は特に印象に残っている。
日本が初めてフランスワールドカップに出場した時に初戦で対戦したのがアルゼンチンだった。
試合の前日にバティストゥータは足を捻ったようでガンガンに冷やして痛みが少しでも和らぐ様にしていたらしいが、それでもかなり痛みが残ったまま試合をしていたらしい。そんな状態で1点獲っちゃうんだからたまらない。「足が痛くなかったら3点くらい獲ってたんでしょ?」というヒデの掛け合いも面白かった。
驚いたのはバティストゥータは今サッカー関係のしごとには就かずアルゼンチンで牧場を複数経営しているということだ。
サッカーで稼いだお金は全て牧場経営に使ったんだと話したバティストゥータ。
なぜなのか詳しい理由は話してなかったと思うけど、全体の話から察するに単純に自分の好きなことに使おうと思ったからだと思う。
ヒデも今「旅人」というぼやっとした枠にしかはめることが出来ない仕事をしているけど、インタビューの最後に「自分の好きなことを真剣にやり続ければそれが仕事になる。サッカー選手にだってお金がほしいからなったわけじゃなくて、サッカーが好きだから一生懸命練習してたらサッカー選手になれた。お金はあとからついてくる。まず好きだからやることが大事」と話していた。
なるほど、と感心してしまったと同時に湧き出る疑問。
「自分の好きなことって何だったっけ?」
今の仕事は嫌いではないけど好きでもない。生活するお金を稼ぐためにしてる。
でもそれってほとんどの人が当てはまるんじゃない?とも思うけどヒデが言っていることに違和感は感じない。
何故かわからないけど自分の好きなこといつの間にかパッと思いつかなくなってしまったなぁ…。
サッカーも今はW杯の時に湧き出るにわかファンと変わらないレベルだし、昔は野球とかプロレスとか格闘技とか相撲とかお笑いとかも大好きだったけど熱狂するほどかと言われたらそうでもないし。
無理やりひねり出してみると、今好きなのはゲームかな?
思うのは自分が高校生の時にeスポーツとかYouTuberとかゲームストリーマーが流行っていたら確実にそっち方面に行っていたなー。もうすぐ40になろうかというおっさんが今から目指すのは難易度が高すぎる。
けどこういう分野を作り出した人たちはゲームが好きで一生懸命やっていたらお金があとからついてきた典型例なんでしょうか?
今はまだ広く認知された分野ではないけど、棋士の様に何年後かには立派な職業になっているのかもしれない。好きなことやってお金が稼げるって素敵なのに、なかなか出来ることじゃないよね。現実さんって厳しすぎるよ。
ストレス1・2・3
1.
十人十色。
人それぞれ考え方が違って当たり前ってことはみんな理解しているのに、
粗探しをしてはみんなで騒ぎ立てて1つの型に押し込もうとしているのが今の時代だと思うんですよね。
こういう正義マン達さんは今まで生きてきて1mmも間違ったことはしてこなかったのでしょうかね。嫌な時代です。インターネットが普及して便利になった副作用ですね。
2.
開催日が決まっていて何かイベントを考えなくちゃいけない時に、「誰がやるか」のせめぎあいが面倒くさい。
みんな責任は持ちたくないから誰か手を挙げないかチロチロ観察。
期限が迫って来ると、何もしなかった責任が少しでも自分に降り注ぐのが嫌だからコソコソ密談して外堀を埋めてネマワシ完了。
「○○どうしよっかー」とか声をあげだしてやりそうな人に圧をかけ続ける。
なんとなくターゲットの人がやる雰囲気に持っていったら、好き勝手意見だけ言って準備もしないし責任も持たない。
イベントが終わったら陰でコソコソああすれば良かっただのダメ出し開始。
責任も持たずおんぶに抱っこなくせに、ちゃんとやりました顔でいられるなんてほんといい立場だよなー。
3.
自分にも悪い所はあるから言い返したいことがあっても、ぐっと堪えるんだけど
今は「キモチは声に出さなきゃ伝わらない」が主流だから自分のことを棚に上げてあれこれ言った人の意見が通るよね。すごい幼稚な仕組みです。
「言わなくてもキモチは伝わる」の時代が正しかったとは言わないけど、相手のキモチを推し量る努力がみんなに感じられたんだけどな。今はただのワガママ者が勝者の時代です。