「母のボケが進行しててやばい」

と妹からLINE。

母は今年で65歳。ボケるのにはまだ早いとは思うが、確かに物忘れは少しずつ多くなった気はしてた。

 

LINEのきっかけになった出来事はこうだ。

母が晩御飯の支度をしていた時のこと。

おでんの種として、ひき肉としらたきが入った巾着を作ろうとした所、作り方がわからず「こんなの作ってたっけ?」と言い出したとのこと。

この巾着は私も子供の頃から大好物でレシピは何も見なくても身についているはずだった。

それがわからなくなったというのは、たとえ冗談だとしても笑えない。

父も妹もさぞびっくりしただろう。

 

母方の祖母はもう天国に逝ってしまったけど、晩年はかなり認知症が進んでいた。

同じ戦争の話は何度もしたし、全うするまでの1週間ほどは母のことも覚えていなかったらしい。

私も長男として母が祖母と同じようになるかもしれないとは、少し覚悟もしていたつもりだが、流石に早すぎる。

認知症として無理矢理にでも病院に相談させるべきだろうか。

でも「認知症の疑いがあるから病院に行こう」なんて急に言って傷ついたり・ショックを受けたりしないだろうか。

とりあえず今日はちょっと顔を出そうと思います。